免疫細胞には練習相手がいる!

癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。

腸内細菌がいかに免疫の役に立っているか。
免疫力を上げるために、マイクロバイオータ(腸内フローラ、腸内細菌たち)が重要かをお話させてください。

腸内細菌は練習相手?!

私たちが遭遇する菌のほとんどは病気をおこすものではありませんが、何かしら免疫系に刺激を与えています。

刺激を受けた免疫系は、攻撃まではいかないけれども何かしら行動を起こします。

いわば予行練習しているようなものでしょうか。

このように腸内細菌相手にいつも練習しているので、早急に本番に対応できるわけです。

いくら免疫系がプロフェッショナルといえども、いきなり実践はキツイですよね。

腸内細菌は雇われている?

この二者、雇用関係でもあったりするのが面白い。

免疫系は腸内細菌を完全に信用はしていません。腸内環境を常にチェックしていて、異常があれば直ちに出動します。

免疫系にとって腸内細菌は信頼できる仲間ではなく、雇用関係に近い。
病原菌がやってきたら攻撃するように報酬を払い、雇っている傭兵みたいな位置です。

かといって腸内細菌は免疫系に服従しているかというとそうでもなく、免疫系がどれくらい反応するか、どのくらい持続させるかを決めていたりします。
上下関係ではなく、お互いに影響し合っている相互関係です。

健全なマイクロバイオータあってこそ

免疫力を高い状態に保つためには、健全なマイクロバイオータが必要な理由をお分かりいただけたでしょうか?

腸内環境がよいと免疫も悪さをする菌が少ないので監視が楽。
だから本当にすべきことをやることができます。

健全なマイクロバイオータ(腸内フローラ、腸内細菌の生態系)を免疫力アップのため育てませんか。

<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>