健全なる腸内細菌たちを育てる食事とは?

癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。

腸内細菌たちはかわいいし、大事にしたら応えてくれるおりこうさんです。

そんな健全なマイクロバイオータ(腸内細菌たち)を育てるためにはどのような食事をしたらよいでしょうか?

これから3つの軸をご紹介します。
どれも難しくないので、普段に取り入れてください。

1・よい子たちのお食事、食物繊維をたっぷり!

食物繊維とは人は消化できませんが、マイクロバイオータにとってはごちそうです

腸内細菌も働くためには食事が必要です。空腹では働けません。
だから食物繊維を含んだお食事が大事です。

2・悪玉菌が好きなお肉や脂肪は控えめに

悪玉菌はお肉が好き。悪玉菌はカラダによくない化合物(トリメチルアミン)を作り出します。
この物質の血中濃度が高いと、心臓病は大腸がんなどのリスクが増えます。

また飽和脂肪を好む悪玉菌は炎症を起こすこともあるので、食べる量を注意したい。

一方、アボカドやオリーブオイルの脂肪は悪玉菌を刺激することなく、脂肪を食べたい気持ちを抑えてくれます。

3・発酵食品で仲間を増やす

発酵食品には有用菌(プロバイオティクス)が含まれています。
この子たちは悪玉菌や病原菌と闘う時に、味方になってくれます。

また腸の壁がありますよね、ここが薄いと不要なものが体内に入ってしまう。
発酵食品に含まれてる菌は、この壁を強化する物質を作らせる働きもあります。

まとめ

以上がマイクロバイオータ(腸内細菌たち)を健全に育成するための基本ごはんです。 低脂肪・高食物繊維です。

具体的にいうと、伝統的な和食や地中海式料理。食物繊維を多く含み、飽和脂肪酸や赤身肉が少なく、発酵食品をたくさん摂る食事です。

私たちは日本人なので、かつての日本食をベースにするのはそれほど難しくないはず。

できれば精製度の低い分付き米、玄米、または雑穀米をベースに、具沢山のお味噌汁で土台が作れます。

まずは難しく考えず、ごはんとお味噌汁がマイクロバイオータ(腸内細菌たち)が喜ぶ、と思ってく下さい。

<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>