腸にいる子を愛でよう。腸Love ①

癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。

いつまでも元気でいたい。という思いは誰でもあります。
健康でいるための要素はさまざまありますが、遺伝もその一つ。

遺伝子情報とは設計図のようなもの。
体質や病気など遺伝に左右されている部分が多くあると、誰もが知っています。

しかし、もし私たちがもう一つの遺伝子を、親から受け継いだもの以外の遺伝子を持っているとしたら? そしてその遺伝子は自分の手で書き換えられるとしたら?

何だかSFのようなお話のようですが、人は第二の遺伝子情報を持っているのです。

一体どこに?と思うかもしれませんね。誰もが確かに持っています。

それは腸内に住む微生物たちのゲノム(遺伝子情報)です。

腸内細菌のゲノムはヒトより多い?

腸内(主に大腸)には100兆を超える微生物が住んでいます。

この子たち(働きを見ると擬人化したくなるので、こう呼ばせてください)の持つゲノムはヒトの持つそれより多いとのこと。

であれば、ここをよいほうにコントロールしたらより健康でいられるのでは?
さまざまな変化を作り出せるのでは?と期待してしまう。

事実、多くの研究によって腸内細菌たちが体重や健康、そして気持ちにも影響があると少しずつ明らかになってきています。

腸内細菌たちもお腹が空く

だから腸内細菌がよい働きをしてくれるように、私たちはお世話したらどうでしょうか?

腸内細菌たち(マイクロバイオータ)もおなかが空きますし、食料の取り合いもします。
おなかが空いて絶滅する子たちもいます。(それがよい菌だったら悲しい・・・)

私たちは各自がマイクロバイオータの管理人。
さまざまな菌が住んでいて縄張り争いを繰り広げています。それぞれが好みのエサがあり、やってくる食料で増える子、減る子が決まります。

大事な子たち、健康に貢献してくれる子たちです。その菌が安心して活動できるよう、愛をもってお世話しませんか?

<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>