腸内の良い子を育てるのは難しくない?!
癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。
腸内の良い子を育てるのは、そんなに難しいことじゃない。
なぜなら、腸内細菌たち(マイクロバイオータ)はヒトが食べたものに素早く反応します。
この性質を知っていたら
「ちょっと頑張れば、何とかなるかも?」
と、希望が出てきませんか?
素早い増殖力
腸内細菌たちは増えるのが早い。わずか30~40分で倍に増えます。
分裂するにはエネルギー源が必要ですから、食べるものがある菌種が増殖します。
つまり、その人が日常的に食べている食品を食べる菌たちが増えるということです。
一方、めったに食べないものを食べる菌たちは減っていくことになります。中には滅亡してしまう場合もあります。
腐敗ではなく発酵させよう。
以上の事から「あなたの口にする物が増える菌を決めている」と言えます。
ご存じの通り腸には
- 善玉菌というよい子
- 悪玉菌という悪い子
- どっちでもない日和見菌がいます。
それぞれ好みの食べ物が違い働きも違います。
よい子は食物繊維を発酵させて酸性に。
悪い子はたんぱく質を腐敗させてアルカリ性に。
ただでさえ大腸にはカラダに不要な老廃物がやってくるのに、さらに腐敗させてしまうなんて。。。
老廃物をスムーズに送り出すためには、発酵させるよい子を増やしたほうがカラダは喜びますよね。
どんな食事をどれくらい?
腸内細菌たちは食物繊維が好き。
また腸内に多種類の菌がいたほうが健康的なので、多種類の植物性食品を。
そしてもう一つ大事なことは、継続して食べること。
定期的に食べ物がくれば菌たちは安定します。安定すれば健全なマイクロバイオータが形成されて、病原体から強力に守ってくれますし、カラダによい影響のある短鎖脂肪酸などの化合物も作ってくれます。
具体的なメニューは別の機会に紹介しますが、まずは簡単な1歩からスタートを。
例えば
- 納豆を1日1回食べる。
- サラダを増やす。
- 具沢山のお味噌汁を食べる。
- 朝はフルーツにする。
- ごはんを分付き米、玄米にする。
これを2週間、続けてみてください。
腸内細菌の増え方は早いので、2週間あれば改善を感じられます。
まとめ
- 腸内細菌は素早く増える。
- 日常的に口にするものを食べる菌が増える。
- 継続的な食物繊維の安定供給が、健全なマイクロバイオータを作る。
- 食物繊維の多い食事への一歩を2週間続ける。
便秘、免疫力アップなどの腸内のお仕事は、マイクロバイオータの働きによります。
大事にしてよい子を育ててきましょう~。
<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>