味覚は人生を左右する?
癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。
「味覚」について思うことがあります。
何をおいしいと感じるか?味覚は人生の行き先を方向付ける要素だ、ということ。
決して大げさな話ではなくて
- 野菜や果物をおいしいと思うのか
- お菓子をおいしいと感じるか
両者の行く道が同じとは思えません。
美味しいと思うものを人は積極的に食べるから、当然体への影響もそれによって変わってくる、ということです。
お菓子を食べ続けていた女性の結末は?
以前、お仕事をしたフォトグラファーさんから聞いたお話。
あるスタイリストさんの若いアシスタントさんが彼女に
「コンビニのおにぎりって、食べるのがメンドウですよね~?」
彼女は意味がわからず
「え?メンドウってどういうこと?」と聞くと
「だって、フィルムをはがしたりしなきゃいけないじゃないですか」
それをメンドウだと思うの?とビックリして聞いたそうです。
「じゃあ、あなたは何を食べているの?」と。
コンビニのおにぎりを面倒だと思うなら当然、自炊などしないでしょう。
そうしたら
「お菓子です!」
「袋の口を開ければ、すぐに食べられます!お菓子、大好きなんです~」
「・・・・・・・」
と会話は終了したそうです。
ちなみにこの話には続きがあって、アシスタントさんは栄養失調で病院に運ばれたとのこと。
ここまで端的な方は少ないでしょうが、何が好きか?は大きな力をもっている。
そして、それがお菓子でそればかり食べる毎日が続くと・・・。
ジブンをいたわるために
私は皆さんにご自分を大切にしてほしい、いたわってほしい。
だから、そのためによき味覚を育ててほしい。
いくつになってからでも味覚を育てることはできます。そしてそれは自己投資と言えるのではないでしょうか。
そしてよき味覚を育てることで毎日を心地よく快適に過ごしてほしいし、それはよき人生につながっていくと思うのです。
何をおいしいと思うか?
それは人生の質を決める一つの要素であり、自分でコントロールできることです。
毎日のほっとするごはんがよき味覚を育ててくれます。
<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>