未来へベクトルを向ける質問をしよう。
癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。
カラダによい食事をしたいのに、またコンビニ食になってしまった・・・などと自分を責めても意味がないとお伝えしました。
責める代わりにしてほしいことがあります。それは
「カラダによい食事をする目的は?」と問うてください。
人は目的なき行動は苦痛
カラダによい食事をする目的なんてあたりまえじゃない、と思考停止しないで言葉にしてほしいのです。
目的の重要性は様々なところで言われます。
目的はゴール地点。食事は目的のための道具でしかない。
道具だけに注目しても「どこに行きたいの?」がわからないと、真剣にやる気が起きてこない。
人は目的のないことをしたがりません。意味とは目的の事。それをやったらどうなるのか、というゴール地点と考えます。
「こんなことする意味がわからない」と思ったこと、何方でもあるでしょう。
経験上お分かりかと思いますが、目的がわからない行動は苦痛です。
ですから、よい食事をする目的を問うてください。人それぞれの答えが出てきます。
過去ではなく未来への質問を選ぶ
ここでポイントです。
「なぜ?」ではなく「何のために?」と質問してください。
ここ微妙な違いなのですが、「なぜ?」は原因・理由で過去へベクトルが働く質問です。
太っているから、体の調子が悪いから・・・と現状を変えたいわけですから重かったり大きすぎたりしますし、過去の私へ固定されます。
一方、「何のために?」は未来へのベクトルです。こうなりたい方向に自分を作っていけるエネルギーがある質問です。
目的への行動は未来への行動です。意識が過去をむいているのに、未来へ行動するのはとても苦痛なのです。
最後に
よい食事にしたくてもできない場合、やり方よりもマインドの要素が大きいと思うのです。
マインドを変化させる一つが、「何のために?」の質問をし、目的をはっきりさせること。
目的を問う質問は、あまりしてこなかったと思いますが、行動へのアプローチとして、今までと違う視点を得られます。
日常の行動にも「何のためにこれをしている?」と問うてみてください。目的なくしている行動がいかに多いかを実感できます。
だからこそ、変化、成長していけるとも感じさせてくれる質問です。
<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>