癒しの料理教室ゆるり＠木更津・袖ヶ浦　家主のさそうあけみです。

腸Loveごはん（腸内細菌たちが喜ぶごはん）の目的の一つは、マイクロバイオータ（腸内細菌たち）の多様性を高めて、短鎖脂肪酸をたくさん作ってもらうこと。

短鎖脂肪酸を多く作るのは多様なマイクロバイオータ。

そして多様性のあるマイクロバイオータを持つ人は、腸内細菌の種類が少ない人よりもずっと健康的だと、いろいろな研究でわかってきています。

また、多様性のあるマイクロバイオータを持つ人のほうが痩せている、ということも。

このように腸に住む菌の種類が多いほうがいいのですが、それではどのように種類を増やしたらいいのでしょうか？

菌が好きな食べ物を摂る

答えは、多くの菌種が安定して生活できる環境を作ること。

つまり、菌のごはんになる食物繊維を多種類、継続的に食べることです。

ありがたいことに腸内の細菌たちは食べ物に素早く対応します。

ですから、私たちが賢く食べ物を選べば多様性のあるマイクロバイオータを作ることができます。

腸内細菌の食べ物のルートは２つ。

ひとつは私たちが食べるもの。

もう一つは腸壁の粘液です。

多種類の野菜を摂る

もしずっと腸壁の粘液ばかり食べていたらどうなるでしょう？

腸壁は弱くなるし、ごはんは一種類だけなので菌種は増えません。

一方、さまざまな野菜や果物、豆といった食事をしていたらどうでしょうか。

菌も好みがあって、玉ねぎのイヌリンが好きな子、りんごのペクチンが好きな子と種類が増えてきます。

このように食物繊維の種類が増えれば菌の種類も増えますが、逆に食べなくなると減るとも言えます。
なので、健全な状態を保つには安定的に野菜などを食べる必要があります。

まとめ

マイクロバイオータが与えてくれる健康増進効果は、長期的な食習慣によるもの。

それは決して高価な珍しいものではなく、日常にある野菜や果物です。

この恩恵にあずかるために、ちょっと頑張ってみませんか？

＜癒しの料理教室ゆるり＠木更津　袖ヶ浦　家主　さそうあけみ　筆＞