お料理の癒し効果?!
バランスを考えて食事をしているのに
身体によいものを食べているはずなのに
何となく満たされないような「気」がする―。
もしそんな風に何かが不足している「気」がするなら、それは栄養の問題ではなく「気持ち」の問題かもしれません。
だから「何か足りない」とサプリやスーパーフードをプラスしても、しっくりこない感じが残ります。
不足しているのは「時間」
私達は忙しい。仕事もプライベートもとにかくやることが目白押し。
だから平日はお料理する時間なんてほとんど取れません。
それにその気になれば、お食事なんて数分で食べられるものもたくさんあるし、栄養バランスを整えたかったら栄養士さんが考案した宅配だってあります。
しかし、忙しいから、時間が惜しいからと効率的な食事(レトルトやレンジフード)を続けていると、何とはなしに心が寒くなる感覚がでてきませんか。
食は生きるための基本であり、それは身体だけでなく心を満たすものであるはずです。
そのため、たとえ栄養があり身体の必要を満たせても、心の部分を他に任せてしまっているため「なんとなく満たされない」気持ちが湧き上がってくると思うのです。
それを解消するための提案です。
平日は無理でも、時間のある週末に自分にプレゼントしませんか?
何を?
時間を使ったお料理を、です。
心を癒すお料理効果
時間のある時のおすすめは、ちょっと手間のかかる普段はしていないこと。
例えば出汁を引いてお味噌汁を作る。
豆を戻してゆっくりコトコト煮る。
ご飯を土鍋で炊く。
きれいに盛り付ける。などなど。。
いつもならメンドウで省略してしまうような過程をあえて実行してみます。
普段は顆粒出汁を使っているのに、出汁を引くなんて素敵じゃありません?それに出汁から作るお味噌汁は絶対においしいし、それほど難しくありませんし。
こんな、ちょっとしたことが非日常の時間を作り出してくれます。
わざわざ遠くに行かなくても味わえますし、それが平日のあわただしさに疲れた心を癒してくれます。
実は上手にできたとか、それは全く重要ではなくて
自分を大切に思い、手間をかけてお料理する時間がとても大切。
なぜなら癒し効果が期待できるし、心が満たされた感じがするから。
まず料理をしてると目の前のことに集中せざるを得ません。
お鍋の状況は刻々と変わっていくし、目を離したら火事になるかもしれない。
そんなお料理は「今」に集中させる力があるし、頭も空っぽになれるので癒し効果があるような気がするのです。
自分でも経験があるのですが、お料理したあとはスーッと心が軽くなったようなすっきりしたような気持ちになるのですよね。充実した気持ちにもなるし、有意義な時間だったな~、なんて素直に思えます。
だから、食事を気をつけているのに、と感じるなら「時間とちょっとした手間」をかけてお料理してみてはいかがでしょうか?
出来上がったお料理は、心を満たしてくれるでしょう。
そして充電された心はまた頑張ろう!と思えるはず。
時間の贈り物は心を満たしますので、おススメです!