発酵食品でカラダの力を上げる!
癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。
発酵食品はカラダによさそう、と直感的にわかります。
今回はその理由を掘り下げてみようと思います。
具体的にどんな働きをしているのかを知れば、しっかり食べようという気になるでしょう!
実は腸内にずっと住まない
誤解されているかもしれませんが、発酵食品に含まれる有用菌(プロバイオティクス)は腸に住み続けはしません。
口から入り腸に到着して体外に出てしまいます。
外から来た有用菌にとって腸内は慣れない場所。食べ物も空気のない環境も住み心地がよいわけではないので、ずっと留まっていられる場所でもないようです。
それでも発酵食品を摂りたい理由を、3つほどご紹介します。
1・善玉菌のエサになる
有用菌の代表格、ビフィズス菌は腸内にいる善玉菌のごはんになり、善玉菌を増やしてくれます。
プロバイオティクス商品などに「生きたまま腸に届く」というようなキャッチコピーがありますよね。
キャッチコピーにするくらいですから、普通は生きたまま腸に届くのは難しいと考えられます。
生きたまま届いても、ずっとは滞在しないので意味ないと思うかもしれません。
しかし善玉菌のごはんになり増えることで、腸内環境をよくする働きがあります。
2・免疫細胞を刺激する
免疫細胞は常に腸内をパトロールしています。
有用菌と言えども体内にとっては侵入者なので、免疫細胞は「外のやつが来た!」といつでも動けるように体制を整えます。
つまり、戦う準備が整った状態に。
なので、どこかで「一大事!」が起こった場合には、すぐに動きだせるのです。
仮想の敵としての役割ですね。
3・腸壁を強化
腸壁は腸から不要なものが体内にもれないよう守る働きをします。
ここが薄くなったり、穴が開いてしまうとカラダ全体へ悪影響が起きるのは想像に難くありません。
そんな大事にな腸壁ですが、有用菌はこの壁を厚くする働きがあります。
また腸壁の細胞に細菌やウイルスからカラダを守るために化学兵器のような物質を作られることもします。
このように有用菌は様々なよい働きをしてくれますよね?
まとめ
有用菌はカラダのレベルを上げる働きをしてくれます。
ただ、長くはとどまらないので毎日少しずつでも摂ることがおすすめです。
<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>