ココロのケアは言葉を使って。

あなたはご自分にどんな言葉をかけていますか?

癒しの料理教室ゆるり@木更津・袖ヶ浦 家主のさそうあけみです。

カラダと同じように心をも大切にしたい。

だから意識してください。

自分にどんな言葉をかけているか、を。

無意識に自分をいじめていませんか?

人は1日に5万以上の考えが頭の中に浮かぶという研究があります。
つまり、頭の中でず~っと自分と対話している(セルフトーク)のです。

これらは全く無意識に湧き上がってくる会話なので、多くの人は気にしていません。
しかし、もしこれらセルフトークの内容で毎日の質が変わるとしたら?

セルフトークの内容は

「ああ、やっちゃった。」
「私ってダメだなぁ。」
「ネットばかり見ていないで、勉強したら?」

などなど、ネガティブな会話が多いのではないでしょうか?
実際に研究では80%がネガティブな内容だとか。。

これを知ったときに「うわぁ。。。」となりました。

ここで考えてください。

もし他人様から「お前はバカだ」と毎日言われ続けたら、どんな気持ちになります?

落ち込むし、その人を避けたくなりませんか。

しかし、毎日ネガティブなセルフトークをするのは同じことです。

自分で自分のプライド傷つけまくっているのです。

言葉が刃物のように心に傷をつけていく行為です。酷いことしている気がします。。

毎日の質を上げるセルフトークとは?

それではどうしたらいいでしょうか?

ゲイリー・ジョン・ビショップ著「あなたは あなたが 使った言葉でできている」では会話をアサーティブ(主張型)に変えようと提案しています。

アサーティブとは「私はこうだ!」とありたい自分を主張する会話です。

何も気にかけなければ、無意識からの言葉に身を任せるだけ。「どうして、できない?」と言われてもそのまま受け取って悲しくなるだけ。

そこで「私はできる子!」と主張します。
無意識に出てくる言葉に対して、私はこうだ、と自分の意見を言うのです。

反論は不要。ただ「私はできる」と思うだけ。

ピンクのお花はふわっとやすらぎます。

ポジティブな言葉を言えばいいなんてわかっている

ポジティブな言葉を言うなんてわかっているよ、と聞こえる気がします(笑)

今まで試してみてうまくいかなかった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
何も変わりはしなかった、と。

私がこの本を読んで感じたポイントがあります。

「無理に思い込まなくていい。ただ主張するだけ」

ポジティブな言葉を言うと、その裏側で「ホント?嘘っぽい」というささやきが聞こえることもあります。

そんな時は無視して「ただ主張する」。

実は私はこのタイプで、ポジティブな言葉を使っても心から信じることはできませんでした。

いつもいつも心のどこかで「何言ってんの?バカみたい。こんなことしたって変わるわけないじゃない」と。

だから言えます。

何十年もしみついてきたネガティブな会話、1回くらいで感情まで変える力はない!と。

考えてみてください、10年の脂肪を1日で落とせますか?

大切なのは回数と継続。

「嘘っぽい」「どうせ無理」

そんな気持ち(これも言葉で出てくる)が湧き上がってきたら

「私はできる」

としつこく自分の主張をする。

そんな小さな努力をしていると、薄皮をはぐように徐々に言葉に力がついてきます。

そして「できるかも?」と感情を変え行動も変化させていきます。

最初は単に「主張」するだけです。

気が付いたときに
「私はできる」
と自分に主張してください。ここがスタートです。

まとめ

ご自分を大切にするには励ましの言葉をかけてあげて。

毎日、生活しているだけでえらいのだからカラダと同じようにココロにも栄養を。

その栄養は愛のある言葉だと思います。

大切にされていると感じる言葉。

人からもらう方法もありますが、なんせ他人さまはその言葉を言ってくれるかわかりません。

だから自分で言っちゃったほうが早い。

それにどんなに他人様に褒められても「ホント?嘘かも?」なんて思えば、かえって毒になるかも。

またご紹介した

あなたはあなたが使ってる言葉できている

ゲイリー・ジョン・ビショップ 著

良い本ですので、興味ある方は一読をお勧めします。
いろいろと言葉に関する本を読んできましたが、これは一番しっくりきました。

<癒しの料理教室ゆるり@木更津 袖ヶ浦 家主 さそうあけみ 筆>